幸せを感じることが日常生活の中でどれくらいあるのだろうか。私を含めて多くの人は、いつも、自分のことで頭がいっぱいになる。これが自然なのだろうが、世の中は自分の思うように動かない。それゆえに幸せを感じることが少ないのではないだろうか。
一杯のコーヒーを飲んで幸せを感じる時がある。今日も生きているからコーヒーが飲めるという幸せである。コーヒーを飲みたくても手持ちのお金がないために飲めない人がいたら、一杯のコーヒーを黙って奢ってあげる。良く見かける出来事はスーパーのレジで小銭が見つからないために困っている高齢者である。そんな時、足りない小銭をすぐにその老人に手渡す。
コーヒー一杯や小銭ならば、他人を思いやる気持ちがあれば誰でも出来ることである。行動を起こすか、起こさないかで幸せを呼び寄せられるかどうかになる。ちょっとした勇気があれば出来ることである。自分のことばかり考えている私だが、時々、人を思いやるアクションを取っている。他人を助けた後はなぜか良い気持ちになる。